あひる組・うさぎ組・しか組・きりん組で、紙テープを使った連続した表現活動を9月から10月にかけて行いました。
9月の活動は紙テープそのものを体験するところからスタート!
長い紙テープを手に取り、揺らしたり回したり、持ったまま走ってみたりして、軽い紙テープが風に揺れる様子を観察しました。
その後、ホールいっぱいに紙テープを張り巡らせて空間遊び。
壁や床、高いところ、低いところ…自分たちで好きなところにテープを貼って、まるで巨大なクモの巣みたい!
「下をくぐるよ」「壊さないように通るゲームだ」と、身体全体を使って紙テープの空間を楽しみました。
あひる組はクラスのお部屋で行いましたが、わざと紙テープに向かって歩いて顔にあてて「サラサラだ~」と顔や身体を紙テープが撫でるのを楽しむ姿が見られました。
たくさん遊んだ紙テープを、10月の活動では水の入ったバケツに入れていきます。
大量の紙テープがみるみるうちに小さくまとまる様子に、子どもたちも「えーっ!」とびっくり!
柔らかくなった紙テープの感触を楽しみ、握って思い思いの形を作っていきます。
きりん組は花紙を被せることでイメージが広がり、食べ物や生き物などの具体的な表現に繋がっていました。
ひとつの素材を多角的に使うことで、子どもたちの探求心がより刺激され、集中して楽しんでいるのが伝わってきました
紙テープを使った造形は、簡単には思った形にならずに試行錯誤がありましたが、独特のやさしい質感をもった、カラフルな作品がたくさん生まれました!